サラリーマンや公務員は不動産投資の「カモ」?うわさの理由と失敗対策を解説

最終更新日:2024.03.01 (公開:2024.02.09)

サラリーマンは不動産投資で「カモ」にされやすいという情報を目にして、不安に感じたことはありませんか。なぜサラリーマンが「カモ」にされやすいと言われるのか、またそのうわさの背景にはどのような理由があるのか気になる人も多いのではないでしょうか? 

今回は、不動産投資でサラリーマンが「カモ」にされやすいと言われる理由や、「カモ」にされないための対策など、不動産投資で失敗しないためのポイントを解説します。 

サラリーマンや公務員が不動産投資で「カモ」にされやすいと言われる理由は?

「カモにされる」とは、弱い立場の人が他人に利用されてしまう状況を表現した言葉です。そのため、カモにされないためには、「不動産投資において弱い立場」とはどのような状況であるかを理解することが大切です。 

そこで、サラリーマンがカモにされやすいと言われる理由を3つご紹介します。 

信頼できない不動産会社に重要な判断を委ねてしまう 

サラリーマンや公務員は本業が忙しく、十分な研究時間がとれないことから、不動産会社や不動産投資についての知識をあまり持たずに不動産投資を始めてしまいがちです。 

不動産会社は専門知識を持ち、日々の運用をサポートしてくれる貴重なパートナーですが、中には自社の都合を優先し、その顧客に合うとはいえない物件を勧めるような信頼できない不動産会社もあります。本業が忙しいと、そのような不動産会社と取引してしまい、さらには損益に影響を与える重要な判断まで委ねてしまうこともあります。 

その結果、不動産会社にとっては自社都合で利用しやすい「カモ」だと思われてしまいます。 

収入が安定しているのでローン審査に通過しやすい 

収入が安定しているサラリーマンや公務員は、金融会社から見ると信用が高いため、不動産投資のためのローン審査に通過しやすい傾向にあります。ローン審査に通りやすいということで不動産会社からは「不動産購入のハードルが低い優良顧客」と考えられ、頻繁に営業をかけられることもあるでしょう。 

投資物件の購入がしやすいことはメリットでもありますが、不動産投資でローンを組む場合は、余裕を持った返済計画を組み、毎月のローン返済を家賃収入でカバーしつつ、長期視点で資産形成を行う必要があります。この不動産投資の本質を忘れ、不動産会社の言うがままに見通しの甘い返済計画を立ててしまっている人は「カモ」にされやすいといえます。 

■関連記事:良い借金と悪い借金とは? ローンを組んで不動産投資をする理由 

「節税対策」だけに目を奪われてしまう

不動産投資によって損失が生じた場合、そのマイナス部分を本業の所得と合算することで、課税所得を少なくする「損益通算」ができるというメリットがあります。節税対策がしづらいサラリーマンや公務員ほど、不動産投資による効果的な節税対策に魅力を感じ、詳しい不動産投資の知識を持たないまま始めてしまうことがあります。 

本来、不動産投資においては、毎月安定した家賃収入を得て黒字経営を続けることが重要であり、節税効果はあくまで「付随するメリットの一つ」です。節税目的だけで不動産投資を始めてしまうと、「あまり慎重に判断しない人だ」とみなされ「カモ」にされやすくなります。 

■関連記事: サラリーマンでも不動産投資で節税はできる?仕組みや節税効果が期待できる税金の種類を解説 

サラリーマンが不動産投資で「カモ」にされた事例 

実際に「カモ」にされたサラリーマンの事例をご紹介します。 

30代の独身サラリーマンの男性が単身区分マンションを勧められ、不動産会社に言われるままノンバンク系の金融機関でローンを組みました。しかし、あとになって相場よりもかなり高い価格で物件を購入してしまったことが判明。さらに、ノンバンクの高金利ローンを安易に利用したことで返済にも苦労することになり、ダブルパンチとなりました。 

投資用物件の価格相場や賃貸ニーズにかかわる周辺環境は、事前にリサーチしておけばリスクを避けられます。また、ローンについても事前にインターネットなどで情報収集が可能です。不動産投資やローンにはリスクがあることも認識した上で計画的に活用するようにしましょう。 

不動産投資で「カモ」にされる危険度が高いサラリーマンの特徴 

すべてのサラリーマンが「カモ」にされるわけではありません。信頼できない不動産会社は「カモ」にしやすいターゲットを狙って甘い話を持ちかけていきます。 

ここでは「カモ」にされやすいサラリーマンにはどのような特徴があるのか解説します。 

リスク管理に意識が向かないまま不動産投資を始める人 

不動産投資のメリットばかりに目を向け、リスクを調べずに安易に不動産投資を始める人は、カモにされやすいでしょう。 

不動産投資にはさまざまなリスクが伴うため、適切な知識としっかりした判断力を持たずに市場に飛び込む人は、表面的な魅力に惑わされ、過大な期待を抱いてしまいがちです。不動産投資を開始する際にリスクを軽視すると無防備なターゲットとなり、信頼できない不動産会社に利用されてしまいます。 

知識がないのに「知ったかぶり」をしてしまう人 

不動産投資に関する知識が乏しいにもかかわらず「知ったかぶり」をしてしまうと知識不足を狙われ、信頼できない不動産会社の格好のターゲットになってしまいます。 

不動産投資は魅力ある資産形成の手段ですが、どんな投資にもリスクがあり、判断や投資結果には自己責任が伴います。

★ポイント★
投資を始める前に、市場の動向、物件選び、法規制、税金など基本的な知識は最低限把握しておき、自らの判断基準を確立しておくことが重要です。 

運用や管理を他人に任せきりにする人 

不動産投資では、物件管理を不動産管理会社に任せられるため、特に本業が忙しいとすべてを任せきりにしてしまう人もいます。管理会社に任せていれば安定収入が続く、とは限りません。想定外に空室状態が続いてしまい、収支がマイナスになってしまう可能性もあります。 

そのため、「プロに任せていれば勝手に毎月家賃収入が入ってきて楽だ」などと安易に考えるのは避けたほうがいいでしょう。

★ポイント★
もちろん、プロには素人では対処できない運用ノウハウもあるため、あくまでも信頼できる会社にサポートをしてもらい、運用状況の定期的な把握や、大切な判断は慎重に行うことが大切です。 

投資目標がない人 

明確な投資目標を定めずに不動産投資を行う人も「カモ」になりやすい傾向にあります。 

「家賃収入で〇万円を得たい。そのための投資計画はこう考えている」などの具体的な目標がないまま何となく投資を始めてしまう人は、不動産会社の勧めに沿って安易に物件を購入してしまいがちです。 

その結果、周辺相場よりも低い家賃収入しか得られない物件であっても、自身では気づかない事態となるなど「カモ」になってしまいやすくなります。 

不動産投資で「カモ」にならないための4つの対策

不動産投資で「カモ」にならないためには、最低限の基礎知識を身につけた上で、分からないことは信頼できる不動産会社のサポートを受けることが大切です。 

ここでは、押さえておきたい4つの対策について解説します。 

最低限の基礎知識は身につける 

不動産投資を始める前に、最低限の基礎知識を身につけておきましょう。不動産会社から提示された情報を理解でき、疑問が生じた場合に質問ができる程度の基礎知識があると、誤った判断をするリスクを軽減できます。 

★注意★
人の意見やアドバイスを疑問を感じずに全面的に受け入れ、判断を委ねてしまうことは、大きなリスクを伴います。不動産市場や資産運用は、与えられるアドバイスが常に正しいとは限りません。

不安な部分は自分で調べたり別の専門家にアドバイスを求めたりして、情報を多角度から冷静に分析するように心がけるのがおすすめです。 

明確な投資目標を設定する 

なぜ不動産投資をするのか、自分の投資目標を明確にしましょう。目標を明確にすることで目標を達成するための戦略を立てやすくなり、物件の選定もしやすくなります。市場動向を把握したり、立地や将来性を見極めたりするようになって、信頼できない不動産会社から「カモ」にされるリスクを大幅に減らせます。 

ただし、投資目標は自身のライフスタイルの変化などにあわせて変わることもあるため、定期的な見直しを行うなど状況に応じて柔軟な対応をすると安心です。 

不動産投資のリスクを事前に把握する 

不動産投資は安定した収益が期待できる一方で、リスクもあります。空室リスク、家賃滞納リスク、地価の変動、法律改正による影響など、さまざまなリスクが想定されます。これらのリスクについて事前に理解し、計画的に備えておくことが重要です。 

また、物件や契約条件を慎重に検討し、長期的な視点で安定的な収益を計画する必要があります。例えば最初は、リターンはそれほど見込めないものの、運用的に手堅い条件の新築ワンルームマンション投資などからはじめ、経験を積んだ上で投資規模を広げるなど、自分自身の経験値や自己資金とのバランスを考慮してステップを踏むのも一つの方法でしょう。 

物件を念入りにリサーチする 

物件の念入りなリサーチを行うことは、投資の失敗を避ける鍵となります。 

物件の価値を正確に把握するには、立地条件、建物の状態、市場の需要と供給、地域の将来性などを総合的に分析する必要があります。また、セールスポイントだけでなく、隠された欠陥や法的なリスクを洗い出し、専門家の意見を聞くことも重要です。 

入居者の属性やトラブル履歴に加え、税制の変更や法律の改正など外部環境のリサーチも必要です。 

初心者ほど、情報に基づいた合理的な判断が安全な不動産投資を行う上で欠かせません。可能な限りの情報を集めて吟味することが大切です。 

不動産投資で「カモ」にされない信頼できる不動産会社の選び方のポイント 

サラリーマンや公務員が、不動産投資において「カモ」にされないためには、信頼できる不動産会社を見極める力が必要です。 

ここでは、信頼できる不動産会社の選び方の4つのポイントを解説します。 

不動産投資の実績が豊富か 

不動産会社の実績が豊富であるかは、信頼できる会社かどうかを判断する基準の一つとなります。 

長期にわたる安定した運営実績は、企業の信頼性の表れであり、経済の景気変動も乗り越えた経験があることを意味しています。実績の多様性も、その会社が柔軟かつ戦略的に不動産業界で活動してきた証です。 

具体的には、取り扱い物件の種類や数、成功した投資案件の具体的な成果をチェックするとよいでしょう。 

こうした情報を綿密に検討することで、その不動産会社が信頼できるパートナーであるかを見極めることができます。 

口コミや評判に問題がないか 

不動産関連の掲示板や専門サイトなどで、その会社の評価やレビューを確認するのもおすすめです。実際にサービスを利用した人たちの生の声は、会社の信頼性を判定する際の手がかりになります。 

口コミが全体的にポジティブで、かつ具体的な成功事例が挙げられている場合は、その不動産会社は信頼できる可能性が高いです。 

また、マイナスの評価があった場合でも、その会社がトラブルにどう対応したかを確認することが重要です。対応が迅速であったり、満足のいく解決をしている場合は、会社が顧客の声を真摯に受け止めている証拠といえます。 

どんなビジネスにも予期せぬトラブルは起こるものですが、その対応の仕方で会社の信頼性は大きく変わります。 

営業の提案内容が投資目標を達成できるものか 

信頼できる不動産会社を選ぶ際には、営業の提案内容が自分の投資目標に沿っているかを吟味しましょう。 

★ポイント★
提案内容を評価する際には、市場分析、リスク評価、収益性予測が具体的かつ現実的なものであることを確認します。また、不動産の価値を決定する要因について明確な説明があり、長期的な価値の推移や賃貸市場の状況に基づいた収益計画が示されているかどうかも重要なポイントです。 

また、キャッシュフロー計算や利回り予測が現実的なものであるか、また投資リスクを適切に開示し、対策を提案しているかも確認するとよいでしょう。投資にはリスクが伴うため、不測の事態が発生した際に、そのリスクを最小限に抑えるための計画が提示されていることは、信頼性の判断材料の一つです。 

アフターフォローがしっかりしているか

不動産投資は、長期にわたってコツコツと運用することで資産形成をする投資手法です。そのため、長期的な視点で、不動産会社のサポート体制やアフターサービスがしっかりしているかを確認しましょう。 

★ポイント★
適切なアフターサービスがなければ、将来的に発生するかもしれないトラブルや物件運用の問題に対応してもらえない可能性があります。そのため、購入前には契約内容を確認し、不明点があれば質問しておくことが重要です。 

不動産投資は、物件の購入がゴールではなく「物件を購入してからがスタート」という認識を持ち、購入後のフォロー体制を必ず確認しておきましょう。 

「カモ」にならないために、不動産投資の心得を理解して資産形成を目指そう 

サラリーマンや公務員は本業が忙しい人が多いため、十分な知識がないまま安易に不動産投資を始めることで不動産業者の「カモ」にされ、失敗するリスクがあります。しかし、最低限の知識を身につけ、信頼できる不動産業者からのサポートを受けることで安定した不動産投資を行うことが可能です。 

また、物件選びにおいても、いきなり高額物件を運用しようとするとリスクも大きくなってしまうため、運用のしやすい新築ワンルームマンション投資から始めるのもおすすめです。 

不動産投資での資産形成をお考えなら、新築ワンルームマンション投資の実績が豊富なメイクスまでお気軽にご相談ください。専門知識を持ったコンサルタントが最適な資産運用をサポートします。 

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著者/監修者紹介

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メイクス100年不動産ナビ編集部

メイクス100年不動産ナビ編集部は、不動産投資をはじめ、資産形成についてワクワクしてもらえるようなの情報の提供を目指しています。初心者向けの情報から既にオーナーの方、知見のある方に向けた、不動産投資や資産形成についての疑問を客観的な視点から発信しています。

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