「感動」に出会える!オーナーズクラブを目指して|アシスタントオーナー岡田様インタビュー  

最終更新日:2024.04.05 (公開:2024.02.22)

■オーナープロフィール
岡田様 30代 / 自営業
始めたきっかけ:知人からの紹介
購入物件:複数物件所有
所有年数:6年

不動産投資を行うオーナー様の中には、情報格差が原因で孤立無援の状態に置かれることが珍しくありません。特に、副業で物件運用をするオーナー様にとって、身近に相談相手がいないことは、大きなストレスや不安を抱える原因にもなっています。  

 そこでメイクスでは、オーナー様同士の「人と人とのつながりを生み出す」コミュニティの役割を果たす「オーナーズクラブ」の立ち上げを進めています。  

 今回は、オーナーズクラブの構想段階からご協力をいただいている岡田様へ、コミュニティ運営で大切にしたいポイントやコミュティが果たす役割について、メイクス コンサルタントセールス本部役員の山口がお話を伺いました。

「プラスのエネルギー」が集まれば大きな価値が生まれる

山口:岡田さんにはメイクスのオーナーズクラブに構想段階から賛同をしていただきましたが、その理由についてお聞かせください。  

岡田:以前から知り合いのオーナーが何人かいて、オーナー同士でよくコミュニケーションを取っていたんです。今回、オーナーズクラブの話が出たとき、同じようにプラスのエネルギーを持ったオーナー同士がもっと集まれば、何ものにも代えがたい「価値のあるコミュニティ」が生まれると思ったからです。  

山口:普通はそうしたコミュニティが欲しいと思ったとしても簡単には作れないですものね。  

岡田:そうなんです。それが僕の場合、数人の規模ですがもう5年続いています。これがもっと大きな集まりになって「資産運用の成功」を達成することに近づくのであれば、っていうふうには考えました。例えば、不動産投資を始めたい人を紹介して、資産運用に必要な情報を共有したり、悩み事を相談しあったりする形もあると思うんですよ。少なくともオーナーとしてはプラスになるはずです。  

僕が他のオーナーにいつも伝えるのが「不動産は唯一、購入後に状況をプラスに変えられる金融商品ですよ」という点です。保険商品も株式投資もそう簡単にはいきませんが、不動産はできる。自分自身がそれを体感しているので「これをやらない手はない」といつも言っています。こうしたプラスのエネルギーをみんなで感じて、オーナー同士が関わり合うコミュニティになると、単純にいいなって思ってるんですよね。  

山口:そうですよね。僕が岡田さんの知り合いのオーナーさんへお話を伺ったとき、岡田さんがそのオーナーさんの人生を変えてるなと思ったんですよ。  

岡田:本当ですか?そうですか(笑)。  

山口:岡田さんのことを下の名前で呼んでいて、とても親しそうじゃないですか。  

岡田:昔からの友人のように、お互いに下の名前で呼び合ってますからね(笑)。  

山口:僕が営業活動をしているときに大切にしているのが「単に不動産を売っているのではない。不動産という手段を通じて、最終的にお客様が実現したい目的を達成させられるかどうか」ということです。それが実現すると、確実にお客様の人生はプラスになっていきます。同じBtoC営業をするなら「売るだけでなく、お客様の人生に影響を与えたい」と、すごく考えてるんですよ。  

 そういう視点で言うと、岡田さんの知り合いのオーナーさんは、何回も言ってたんです。「岡田さんと出会って、そこからいろんな人と出会えて、メイクスでも不動産を買えた」と。そういうのって、やっぱりすごい素敵だなって思います。  

岡田:確かに。人と人とのつながりには、すごくプラスのエネルギーがありますよね。オーナー同士のコミュニティにも、きっとそんなエネルギーで満ちあふれます。だからこそ、オーナーズクラブに関わっていきたいんですよね。コミュニティが大きなものに成長していくといいなと思いますね。  

「ギブ」から広がるプラスの効果

山口:岡田さんが実践されてきたようなオーナー同士のコミュニティは、普通に会社勤めをして会社という組織の中でだけ過ごしていたのでは、得られない体験なのかもしれませんね。 

岡田:そうですね。 

山口:だいたい会社と自宅の往復になるじゃないですか。そうした生活で、人と人との本質的なつながり、余計な忖度のないプライベートのつながりは、なかなか作れないです。 

岡田:確かに。 

山口:岡田さんが製薬会社のMRをしていた時代には「会社の飲み会は、つまんないな…」と思ったりしたことはありました? 

岡田:そうそう、つまんないから行かないし、「お金出してくれれば行きますよ」っていう感じでした(笑)。 

山口:当時、会社に対する関わり方や働き方はどんなふうだったんですか? 

岡田:完全に「要領よくやってやろう派」でしたね。結果を残すために何をするかを第一優先にして考えて、数字のために動いていました。でも振り返ってみると、結局「人として好きな人」との仕事が一番長続きしています。当時、僕が担当した先生がいて、もう8年ぐらい親交が続いています。そういう先生が応援をしてくれて、その応援がどんどん派生していくんですよね。 

その先生とは製薬会社のMRらしい仕事はほぼしなくて、ずっと一緒に遊んでた(笑)。だって僕が言わなくても、先生のほうが医療には詳しいじゃないですか。自社の医薬品について副作用とか最低限の情報だけを伝えて「何か困ったら言ってくださいね」とお願いしておきます。先生が必要になれば「分かった。この薬をすぐに使う」と言って採用してもらってました。 

僕は誰に対してもそういうスタイルで仕事をしていて、不動産の紹介は、人に対して喜んでもらえる何かを提供する「ギブ」の1つの手段だったんです。もちろんMRとしてやらないといけない仕事はしましたけど、8割ぐらいはMRの話題とは離れた違うコミュニケーションを取るような働き方でしたね。人と人とのつながりの中で「ギブ」を考えて関わっていたら、気持ちのいい人の輪がどんどん増えていく、そんなコミュニティが病院の中にあったように思います。 

山口:岡田さんを見ていると、コミュニティの中で熱い関係ができてますよね。 

岡田:そうですね。 

山口:岡田さんが「応援される」というのが、すごい分かるんですよね。「好かれる」と言ってもいいかもしれません。 

岡田:多分それは「ギブ」の影響だと思います。「この人とこの人をつなげたら絶対に喜ばれる」というのを、バランスも見ながら結構考えてます。 

バランスというのは例えば、先日、不動産とは関係ないイベントの話がありました。そこに「別の会で会った岡田さんの知り合いを呼びたい」と提案をいただいたんですが、それはちょっと違うなと思ったので「いや、それはそれで別でやりましょう」とお断りしたんですね。せっかく参加したのに1人ぼっちになってしまう人が出ないように、そこに集まる人同士の会話を想像したり属性を考えたりした結果です。 

山口:いろんな人を呼んだときに、みんなが楽しめるようにってことですよね。 

岡田:もしお声がけをいただいても、はじめにそういうバランスを考えておけば、初対面同士でも僕が最初のきっかけ作りをして、会話が盛り上がったあとは別に僕がいなくても話が進みます。そういうバランスを考えた上で、人と人をつなげるのも「ギブ」の1つです。それを続けていると「岡田の周りにいると面白い人もいるし、会に参加していて楽しいし、また今度も行こうかな」と思ってくれるんです。だから人が集まりやすくなりますよね。 

山口:そこでしょうね。気遣いとか、来た人を楽しませようとか、まさに岡田さんからの「ギブ」がポイントですね。それがあるから、結果的に岡田さんに「何かを返したい」っていう気持ちも出てくるのかもしれませんね。 

特別なことをするわけではなく「周囲に助けられる」ということ  

山口:岡田さんを見ていると、人間関係の作り方がすごいなと思うんです。「ギブ」という話もありましたが、その考え方はどこから来るんですか? 

岡田:母の影響だと思います。完全に性格が一緒です。どこのコミュニティに入るのも上手で、僕は多分それを見て育ったからですね。父の性格は全く逆ですが、営業マンで担当地区の営業ナンバーワンで超すごかったんですよ。スーツの着こなしからビジュアルまで、持ってる物もすごい洗練されていて、振る舞いとかもすごい。そういう両親の影響が大きいと思います。 

山口:そうだったんですね。 

岡田:人から何か相談されたり話を持ちかけられたりしても、僕は特別なことをするわけではないんです。でも、すぐに「この人とこの人をつなげて話をパスしよう」と考えます。つなげる相手はいろいろで、不動産の営業マンかもしれないし、ドクターかもしれないし、広告代理店の人かもしれない。だから、ただの仲介をしてるだけなんですよ。 

山口:その仲介の結果、そこまで人に好かれるとか応援されるというのは、やっぱりそこに「ギブ」があるからなんでしょうね。 

岡田:いつも「自分ができることは、なるべくいい形に進められるように」と前向きに考えています。例えば、「こういう営業で困ってるんだけどやってくれない?」と頼まれれば、自分の範囲でできるところへ声をかけて対応してもらいます。それである程度、実績を残せば、「岡ちゃん、すごいやってくれるんだよ」と周りに言ってくれる人も増えていきます。 

でも別に僕は何もしていなくて、つながった人がすごくいい感じにやってくれるんです。本当に僕、大したことをやっていないです。能力がある周りの人たちに助けられています。 

山口:岡田さんは「人持ち」(良い人間関係や人とのつながりを持っていること)なんでしょうね。 

岡田:本当にそうだと思います。メイクスの営業担当者もこれまでの会社の上司もそうですけれど、全員すごくいい人でした。やっぱり人ですね。たくさんの人に助けられてるなって思います。 

山口:僕が岡田さんとオーナーズクラブを作りたいと思った理由の1つは、人との関わり方が魅力的で、そこに惹かれたからです。 

岡田:合ってるかどうかは分からないですけど(笑)。 

山口:人と人のつながりの中で「ギブ」をしてくれようとしてるというのは、すごく感じていました。そこまでやりきれないと、不動産投資でも良い結果は残せなかったはずです。だから、岡田さんと一緒になってオーナーズクラブを運営できたら、すごい組織、すごいコミュニティを作れるんじゃないかなって思っています。 

岡田:素敵なコミュニティにしていきたいですよね。 

「楽しむ」ことを大切に、あるがままを共有できるコミュニティに  

山口:オーナーズクラブの方向性として、スローガンのようなものを掲げるとしたら、どんなイメージを持っていますか? 

岡田:やっぱり「楽しむ」ということでしょうね。 

山口:同感です。義務感や責任感が出てくると、運営する側も疲れてしまいますし、呼ばれた人も楽しめないかもしれません。 

岡田:そうなんですよ。自然とそこに現れてくるものが本当の答えだと思うので、良い意味でも悪い意味でも、あるがままを出せるようなコミュニティにできるといいですよね。 

「本当に彼はすごい優秀だよね」とか「メイクスで買って良かった」という意見もありながら、「でも、ここはちょっと良くないよね」「さっきの連絡は何?」「あれって変える必要あるの?」っていう意見や疑問が、素直にパッと出てくると、すごくいいなって思います。 

大前提として楽しんでやっていく中でそういう意見も出て集約されれば、じゃあそれを受けて「どうするか?」っていうのは、メイクスがかみ砕いて解決できることは解決するし、できないことはできないと思うんです。でも、その経緯がきちんと表に見えるようになると、オーナーも「反応してくれたんだな」と感じるようになって、メイクスとの距離感も今以上に近くなってくると思います。 

山口:そうなればオーナーズクラブのメンバーの人たちにも感謝されると思いますし、メイクスとしてもそういう意見を真摯に受け止めることで、「メイクスは改善してくれるんだ」とオーナー様に思っていただく期待感にもつながりますね。 

岡田:「オーナーズクラブがあったから安心できた」「不満解消や不安解消ができた」となるのが重要ですね。オーナーが抱えている課題が、その場で解決する・しないは別としても、不満や不安を同じ立場のオーナーに聞いてもらうことで、抱えていたストレスが軽くなって「なんだかスッキリした」みたいに楽になることもあると思うんですよ。 

山口:オーナーズクラブが単なるお楽しみ会という側面だけでなくて、岡田さんがお話していただいたように、オーナーの投資が成功するとか幸福度が増すとか、そういうコミュニティになっていくと本当に素敵だなって思います。 

情報格差が原因で孤立無援の状態で投資活動をしている人たちが、この投資業界には圧倒的に多いと思います。孤立していると意見を言っても届かない…。1人のオーナーが「ここを改善して欲しい」「ここが良くないよね」と声を挙げても、営業担当者がそのまま聞き流してしまうこともありますし。上司に報告しても取り扱いにくくて、どういうときに取り扱うかと言えば、大クレームに発展してからが多いかもしれません。そこまでにならないと会社としては扱いづらい。 

これがオーナーズクラブという組織になると、コミュニティが一人一人のオーナーの声を吸い上げて、メイクスにも共有してくれる。あるいは、対話ができるようになれば、全オーナーの意見や不安、そういうものをメイクスがしっかり受け取れる仕組みになるんですよね。 

岡田:確かに、そうですね。 

山口:例えば、物件をある程度の件数を買って追加購入が終わったオーナー様に対しては、営業のサポートが手薄になりがちです。特に、オーナー様が優しい性格の人だった場合、営業へ積極的に意見を言うわけではないので、それっきりで離脱していく人もたくさんいると僕は思ってるんですよ。 

岡田:確かに。離脱しそうな人もいっぱいいそうですね。 

山口:でも、そういう人の中にも貢献意欲が高くて「何か前向きな取り組みをしたい」と思っている人もたくさんいるはずです。リーダーシップを発揮して意見を言ったり周囲を引っ張ったりしていくタイプではないんですけど、この組織にどう貢献できるかっていうのを考えてくれる。 

岡田:本当、そういう人はバランスが良いですよね。 

山口:そういう人たちがオーナーズクラブを中心に集まってきたら、すごいパワーが発揮されると思います。 

岡田:そう考えるとオーナーズクラブのスローガンを掲げるとしたら…。単純に「楽しむ」でもいいし、メイクスオーナーズクラブの「メンバーの発展」とか「投資成功」とか、そんな素直なものがいいかもしれませんね。 

待ちに待った「感動」に出会える場所、そんなオーナーズクラブに

山口:岡田さんがそこまで考えてくれてるんだっていうのは、とても感動します。「スローガンは、こういうのがいいんじゃないか」とか「オーナーにとってこういう方向がいいんじゃないか」とか。 

岡田:本当ですか。 

山口:岡田さんとは、本当に垣根のない「人対人」のお話をしていますが、お客様と会社には、見えない壁のようなものがあると思ってしまうときもあるんです。本来、メイクスは法人としてお客様に貢献するという高い目標を持っていて、オーナー様としても資産形成に成功して豊かな人生を送りたいと思っているはずです。これは共通の目標、一致した方向性なんですよね。でも今までは、お客様と一緒に歩めている実感がなかった…。 

岡田:そうですね。 

山口:これには、お客様と一緒に歩む努力を営業担当者だけにフォローさせようとしていた、という原因もあったと思っています。メイクスというグループが一丸となってフォローする仕組みを整えて、オーナー様と同じ目標に向かって一緒に進んでいく形ができれば、業界を大きく変えるような勢力になると確信しています。 

岡田:仕組みとしてオーナーズクラブをシステム化して、自動的にみんなが入れて、楽しめる会にできるといいですよね。営業の負担も少なくなくなるでしょうし。あと大切なのは「内輪だけの集まり」にしないことですね。内輪のカラーが出来上がってしまうと、それ以外のカラーの人が入って来づらくなるので。 

偏りすぎず固まらず、でもオープンで、どんな人でも楽しめるような企画をしていく必要があると思います。僕がたまにやっている飲み会をいろんなところで開催して「今日はこんな人に会えた。めっちゃ楽しかったな」ということでもいいと思います。 

山口:オーナー様の中には、パイロットやドクターみたいな普通プライベートでは出会わない人たちと飲んで「たまらない面白さを感じる」と言う人もいらっしゃいます(笑)。 

岡田:確かに(笑)。普段は聞けない話もありますし、「会えない人に会えてる」っていう欲求も満たされたりしますね。人への興味がある人は、すごくハマりやすいかもしれません。自然とコミュニケーションが活発化すれば、前向きになって「こういう話もあるよ」と広がりが生まれてくると思います。 

山口:人とのつながりを純粋に楽しめる人たちのほうが、コミュニティが活性化して、紹介も広がっていきますね。 

岡田:そうですね。ただ、コミュニティに興味がない人に対しても「そういう場所があるんだ」と知ってもらう機会はあってもいいと思います。メールマガジンやウェビナー視聴でオーナーズクラブの様子が分かる情報を発信すれば、「こんなにたくさんの人が参加してるんだ」「今度、ちょっと現場に行ってみようかな」と思うようになるかもしれません。 

今までだったら来なかったような人が「ひょっとしたら」と思い立って、「参加してみたら、めっちゃ面白かった」「もっと早く参加しておけば良かった」と感じる人が増えていくとすごくいいですよね。そういう意味でWebの活用はいいなと思うんですよ。 

山口:メイクスではこれまでそういうアプローチを一切やってきませんでした。でも12月に開催した交流会でWebを活用して参加者を募集をしたところ10数人が参加されたので、すごいなと思ってるんですよ。参加されたのはメイクスで不動産を購入していただいたオーナー様なので、長く続けたら、より多くのオーナー様に参加していただけるはずなんですよね。 

新しく物件を購入してオーナー様になる人も含めてオーナーズクラブが一体となって、不動産投資の出口戦略や運用上の疑問をフォローできるようなコミュニティカが上がれば、成長していく大きな糧になると思います。 

岡田:不動産投資の本質的な「投資が成功するための内容」や「出口戦略に関する内容」についてのフォローは本来あるべき姿で、顧客からするとサポートがあってうれしいものなんですよね。それを知るために、まずメイクスに目を向けてもらうためにオーナーズクラブというものがある。定期的に開催する中で不満や悩み事が出てきたら、それに対処できる人との接点をつくって広げていく、そういうきっかけやフックになるのがオーナーズクラブの存在だと思います。 

山口:そうですね。継続して同じテーマでやり続けるっていうのもそうですし、その後の展開も想定して、よりオーナー様にコミュニティやメイクスのファンになっていただく方法も考えていきたいですね。やろうと思えば、まだやってなかったいろんなことができる。それを実現していけば「オーナーズクラブは素敵な仕組みだな」と、より強く思っていただけるようにもなるはずです。 

岡田:オーナーズクラブに裏側の使命があるとしたら、多分「感動を与える」っていうところなんでしょうね。企画の演出をしっかり考えることで、コミュニティに「オーナーの人たちに感動してもらえるようなこと」がある。そして、「すごく良い方向のプラスのエネルギーに満ちている」こと。 

山口:いいですね。次回講演会を企画して参加者に感動を与えるとしたら「何をするか」「どんなことで感動を感じていただけるか」「どういうコミュニケーションを取れば感動を共有できるか」。そういう工夫の視点を大切にしてアイデアを検討できますね。 

岡田:その観点があるのとないのとでは違いますね。結局「運用実績の解説」とかだけになってしまっては、コミュニティとしての本来の目的とは違うと思いますし。 

山口:オーナーズクラブは数値や実績を共有するためだけの場所ではなくて、「一人一人のオーナー様に感動を与える」ということに振り切れると最高ですね。 

岡田:そうですね。その結果として実績がついてくるとか、その感動の1つの手段として結果評定があるんだと思うんですよ。手厚いフォローとか、ピンポイントの課題を共有できるとか、それも1つの感動ですからね。その感動のきっかけ作りだったり、何か感動してもらえるっていうのは目指したい姿ですよね。 

できれば「待ちに待った」コミュニティにしたいです。例えば、定例会を四半期(3か月)に1回開催にして「この会、待ってたんすよ!」っていうふうにするのもいいですね。定例会とは別に、派生したコミュニティがいくつも立ち上がってそこで親睦をより深めてもらう。キャンプ仲間やゴルフ仲間、スポーツ観戦、馴染みの店に集まる会、ただの飲み会。そんなふうに派生をしていくといいかもしれません。 

山口:感動や気遣いがある会だったら、「楽しみにしてました!参加します!」という状況は作れる気がします。会場の豪華さや飲み会の料理の美味しさも重要ですが、それよりも、そこに参加している人たちの温かさ、営業の気遣いがやっぱり大切ですね。 

岡田:そうだと思います。人と人とのコミュニケーション、人間関係に「尊敬と感動」がある環境ですね。「尊敬と感動」が連続している環境にいると、そこにいて幸せだと思うんです。お互いに安心もできますし。「ここまで一緒にやっているんだから、できることなら最大限の成果を上げたいな」という気持ちも自然と出てくると思います。 

山口:これから不動産投資を始める人にも「こういうオーナー様が集まっているコミュニティですよ」「こういう人たちがいますよ」と見てもらえるようになったり、離脱しかけてるオーナー様が見て「こういう人たちがオーナーズクラブで活動してるんだ」と知ってもらえるようにもなるといいですね。 

こういう人たちが企画する会だったら「行ってみたいな」と1人でも多くの人に思っていただけるようなコミュニティを目指して、私たちメイクスもその組織づくりのお手伝いをさせていただきます。今日は貴重なお話をありがとうございました。 

※この記事は2023年12月に実施したインタビュー内容に基づいて作成しています。 

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著者/監修者紹介

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メイクス100年不動産ナビ編集部

メイクス100年不動産ナビ編集部は、不動産投資をはじめ、資産形成についてワクワクしてもらえるようなの情報の提供を目指しています。初心者向けの情報から既にオーナーの方、知見のある方に向けた、不動産投資や資産形成についての疑問を客観的な視点から発信しています。

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